鉄道旅客協会によると主要旅行会社12社の09年12月の総取扱額は、2265億1182万円で、前年同月比13.2%減だった。内訳は、国内旅行が同13.2%減の1376億3757万円。海外旅行は同13.2%減の809億9070万円、外人旅行は同24.6%減の40億491万円。
国内旅行は12社すべてが前年実績を割り込んだ。トップツアー、阪急交通社は、前年からの落ち込みを約5%に抑えたが、2ケタ減少した会社が目立つ。
海外旅行はトップツアーが2ケタ増と好調だった。
外人旅行は、トップツアーが同54.4%増と前年実績を大きく上回った。京王観光、農協観光、日本通運も前年実績を超えた。
4月からの累計は、総取扱額が前年同期比16.4%減の2兆2735億1449万円だった。12社のうち総累計額が前年実績を超えているところはない。このうち国内旅行は同12.5%減の1兆4644億5142万円、海外旅行は同23.2%減の7507億8799万円、外人旅行は同21.3%減の396億8846万円。
農協観光が唯一、外人旅行分野で前年同期比0.4%増とわずかに前年実績を超えている。