鉄道旅客協会が4日発表した主要旅行12社の2月の旅行取扱状況は、総取扱額が前年同月比3.4%増の2125億1365万円だった。内訳は、国内旅行が同0.6%増の1272億8150万円、海外旅行が同7.8%増の804億7110万円、外国人旅行が同27.5%増の33億8144万円で、3分野とも前年実績を超えた。その他は同16.6%減の13億7961万円。
国内旅行は、12社中3社のみ前年実績を上回った。
昨年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比5.6%増の2兆8086億3981万円。このうち国内旅行は同0.2%増の1兆7061億7232万円、海外旅行は同15.7%増の1兆283億8595万円、外国人旅行は同24.1%増の550億2873万円、その他は同12.0%減の190億5281万円。累計総取扱額が前年実績を超えているのは、12社中10社。国内旅行の累計取扱額が前年を超えているのは、ジェイティービー(同2.4%増)、日本旅行(同1.8%増)、西鉄旅行(同0.1%増)、日本通運(同6.0%増)の4社。その他8社は1ケタの減少幅となっている。
海外旅行は12社中全社、外国人旅行は取り扱い11社中7社が前年実績を超えている。