東急とソラシドエア、スターフライヤー、ＪＲ九州、ニッポンレンタカーサービスの5社は、東急が提供する定額制回遊型宿泊サービス「ＴｓｕｇｉＴｓｕｇｉ」（ツギツギ）を活用した「九州・沖縄 オフピーク旅促進プロジェクト」を4日から始動した。混雑のない快適で満足度の高いオフピーク旅の需要創出と関係人口の拡大、移動促進による九州・沖縄エリアの地域活性化を目指す。
ツギツギは、全国200以上の宿泊施設から、その日の都合や気分に合わせて好きな場所を選び、定額で宿泊できるサービス。1泊単位の宿泊よりも安価な料金体系などにより、平日や閑散期にユーザーが全国を周遊することで宿泊施設の未稼働客室の活用促進と、地域経済の活性化、観光需要の平準化を後押ししてきた。
今回のプロジェクトでは、来年5月31日までの期間にソラシドエア便で九州・沖縄エリアを訪れ、ツギツギを利用して対象施設に宿泊した人に全国の対象施設で利用可能な1泊分の無料宿泊の権利をプレゼント。これにより、九州・沖縄エリアへの移動を促進する。
さらにソラシドエア機内、スターフライヤー機内限定価格で販売するＪＲ九州の「ＪＲ九州フリーきっぷ」と、ツギツギユーザーへ優待価格でニッポンレンタカーのサービスを提供することで、より気軽な域内移動を可能とし、地域経済の活性化に取り組む。
5社連携により、九州・沖縄エリアの「地域」「宿泊」「交通」をつなぐことで、より気軽で自由な移動を実現し、来訪地の分散を促進する。
