五稜郭公園でイベントを開催
クラブツーリズムは12月18、19日、北海道函館市の五稜郭公園でＬＥＤ内蔵のランタンを打ち上げるイベント「第3回 五稜郭クリスマス星空ランタン」を開いた。北海道内外から約300人が参加。「新型コロナの収束」など願いが書かれたランタンが大空に打ち上げられた。
イベントでは、ＬＥＤ電球、ヘリウムガスが入った風船のランタンを用意。表面は和紙で包まれ、参加者はたこ糸に結ばれたランタンを打ち上げた後、写真や動画の撮影などで楽しんだ。五稜郭タワーの上からはレーザー光線が放たれ、ランタンや降り続く雪を照らした。道内から参加した一般女性は「コロナ禍で大変な1年だったが、明るい未来が来てほしいという思いを載せた」とランタンが上がる空を見上げた。
五稜郭タワーの庭田徹渉外部長は「過去2年間で約2500人が参加した冬の人気イベント。コロナ禍で継続できたことは大きい。多くのランタンが、来年以降への一筋の希望の光となった」と話した。同社第1国内旅行センター道南チームの福原聡一リーダーは「消毒など衛生管理、身体的距離を取るなど密対策を万全にして臨んだ。今回をニューノーマルなイベントモデルとしたい」と話した。
五稜郭公園でイベントを開催
