
京王プレリアホテル札幌
京王電鉄が札幌市中心部に設置を進めていた「京王プレリアホテル札幌」がこのほど完成し、5月24日オープンした。
同社が展開する高級路線の京王プラザホテルとシングル主体のプレッソインの中間に位置するアッパーミドルの新ブランドで、昨年11月開業の京都に次ぐ2号店。朝食のみを提供する宿泊特化型ホテルとして、国内各地からの観光客を中心に増加する海外客やビジネス客など幅広い需要に応える。運営は同社の100%子会社の京王プレリアホテル札幌が行う。
JR札幌駅北口から徒歩3分の場所で、地上17階、地下1階建て。客室は3~17階で359室。ツイン、ダブルを主体に、3人で利用できるタイプや3階には車椅子で利用できる客室なども用意し、全て禁煙。内装は機能性と同時に北海道らしいゆとりや癒やしを宿泊客に感じてもらえるよう自然な色調とデザインで統一している。
1階はフロント、ロビーと朝食会場。朝食はブッフェスタイルで道内各地の食材を使った北海道らしいメニューを提供し、利用時間は午前6時から11時までのゆとりある設定としている。2階は大浴場、フィットネスルームなどで、女性客専用の湯上がりラウンジやパウダーコーナーも備えている。
京王電鉄が札幌市にホテルを開業するのは1982年の「京王プラザホテル札幌」以来となる。
京王プレリアホテル札幌