京王電鉄は4日、「健康経営優良法人2021」に認定された。
当社では、社員の健康維持増進に関する活動目標と具体的な活動計画を定め、疾病予防・早期発見と健康増進に努め、社員が能力を充分に発揮できる環境づくりに取り組んでいます。
近年では生活習慣病予防の一環として、健康保険組合と連携し、35才以上の社員全員に胃がんリスク検査を実施し高リスク者への受診勧奨を行っているほか、特定保健指導の対象外である39歳以下の社員のうち一定のBMI値に達した者について、産業医や保健師、管理栄養士等による生活習慣の改善指導を行っています。また、ウォーキングをテーマとした健康増進策「京王ヘルスチャレンジ」において運動の習慣付けを図り、健診結果等で効果を検証しています。さらに今年度は新型コロナ感染症予防の観点から、基本的な感染予防策とともに、免疫力を上げる食事のとり方や軽度な運動メニューなどについて、社員への情報提供を継続しています。
メンタル面の施策としては、今年度から鉄道事故に遭遇した現業社員に対する心理的支援を強化しています。
「健康経営優良法人」認定にあたっては、社員の健康課題を把握し対応していること、各種施策の結果の把握・効果検証の取り組みなどが評価されたものと考えています。
今後も、時流をとらえた課題やニーズを踏まえたうえで、社員の健康維持増進に資する施策に積極的に取り組み、事業を通じて地域や社会へ貢献してまいります。
1.健康経営優良法人認定制度について
健康経営実践法人の拡大を図ることを目的に、経済産業省と日本健康会議が共同で、地域の健康課題に即した取組や、日本健康会議が勧める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を表彰する制度です。
本年は「大規模法人部門」に1,801法人、「中小規模法人部門」に7,934法人が認定されました。
2.当社の健康経営に関する主な取り組み
通常の定期健康診断結果に基づく産業保健スタッフによる指導とあわせ、以下に取り
組んでいます。
3.SDGsへの取り組みについて
SDGs(Sustainable Depelopment Goals)は、持続可能な世界を実現するために、2030年に向けた開発目標です。
京王グループは、この持続可能な開発目標を取り入れ、事業活動を通じて社会の持続的な発展に貢献していくことを目指します。本取り組みは「3.すべての人に 健康と福祉を」、「8.働きがいも 経済成長も」に貢献しています。