京都中央信用金庫は11月23、24日、マカオの統合型リゾート施設(IR)「ブロードウェイ・マカオ」で「京都名品展」を現地企業などと開いた。同施設を運営するギャラクシー・エンターテイメントとの共催。京人形、扇子、友禅彫刻、和傘など京都の伝統工芸品や京都らしい和雑貨、服飾を扱う京都府内企業17社が出展。京都ブランドをPRするとともに、京都の物産の海外での販路拡大を目指した。
宿泊客向けに商品販売とPRを行ったほか、現地企業に京都の工芸技術や商品に触れてもらった。香港やマカオの食品と工芸品を扱うバイヤーや企業を招いて出展企業との商談会も行った。
イベント最終日には同金庫、華建健康産業聯盟、元暉綜合商業服務株式会社(華建健康産業聯盟のグループ日本法人)の主催企業3社により、今後の双方の海外事業における業務協力に関する覚書を締結した。今後はブロードウェイ・マカオの小売店舗内などに特設コーナーを設け、出展企業の商品を約3カ月陳列、販売。継続的な商品販売を目指す。
ブロードウェイ・マカオのフードストリートで物産を販売