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香港のサイクリングチーム(宿泊先となったあゆの里の前で)
インバウンド誘致に向け、サイクリングツアーの誘致に取り組んでいる人吉温泉観光協会(熊本県人吉市、鳥越英夫代表理事)。5月中旬には香港のサイクリングチームが人吉・球磨の観光スポットを視察、地元の観光関係者らとも交流を深めるなど、実を結びつつある。
今年1月、協会のインバウンド委員会(委員長、有村友美・あゆの里社長)が香港で行った企画会社への営業活動により、サイクリングツアーの造成が決まった。
訪れたのは香港でスポーツイベントのコンサルティングなどを行う「ZERO 1 Sports」のサイクリングチームで、総勢6人が14日から19日にかけ、青井阿蘇神社や人吉城址などを自転車で走りながら、各地の自然や名所を見て回った。
14日にはホテルサン人吉で交流会が開かれ、松岡隼人市長や鳥越代表理事をはじめ、人吉・球磨地域の観光、行政関係者らが出席した。
有村委員長は「人吉・球磨では専門家によるアドベンチャーツーリズムの開発やプロモーション、ツアー販売を継続している一方で、世界各地でサイクリングやアウトドアスポーツを楽しむ団体や企画会社とのつながりもできつつある。直接の誘致が可能となり、団体やキーマンも紹介してくれる」という。
その上で、「人吉・球磨のような、あまり知られていない『隠れ里』では人とのつながりによって知ってもらうことも多く、リピーターになる可能性も大きい。今後もサイクリングやアドベンチャーツーリズムをキーワードに誘致に取り組みたい」と意欲を示した。
香港のサイクリングチーム(宿泊先となったあゆの里の前で)