日本旅館協会北海道支部連合会は宿泊実績調査の9月の結果を発表した=表。対象施設125軒のうち112軒が回答。前年同月比で宿泊人員は12.3%増、コロナ禍前の2019年の同月比では約29%減となった。
宿泊人員の月別の前年同月比は、3月が75.9%増、4月が2.6%増、5月が20.2%増、6月が26.4%増、7月が36.8%増、8月が24.5%増と増加が続いている。
9月は、全国旅行支援が終了し、夏季の繁忙期明けだったこともあり、人員は堅調に推移したものの前月比ではやや落ち着いた。道内各地で祭り、マラソン、グルメイベントなどの催事があり、前月に続き北海道全域がコロナ前の様相を取り戻しつつあることを表す回答が多数あった。
インバウンドについては、東アジア、東南アジアを中心にアジア圏が引き続き好調で、欧米豪に加え、中国からの増加について言及する会員も見られた。全体的にFIT(個人旅行)の入り込みについての言及も多かった
各旅館から9月の動向について、次のような声が上がっている。
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