1月27日から始まる第64回「伊豆大島椿まつり」を前に、伊豆大島(東京都大島町)の観光関係者が東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、今年の見どころなどをアピールした。平成最後の椿まつりとなる。
11日に来社したのは大島観光協会の白井岩仁会長、ミス大島の山田芹香さん(26)、椿の女王の石田結愛さん(20)ら6人。
椿まつりは3月24日まで開催。例年5万人ほどの観光客が訪れている。自生する約300万本のやぶ椿や、国際優秀椿園認定の3園(大島公園、都立大島高校、椿花ガーデン)に咲く千種を超える園芸種の椿の花が全島を彩る。
期間中、ミス椿の女王コンテストやマラソン大会、磯釣り大会などさまざまなイベントが計画されている。
山田さんは「27日のオープニングセレモニーでは迫力ある江戸みこしなどのパレードがあり、総勢千人が盛り上げます。ぜひ見てください。また、あんこ衣装の無料貸し出しもあるので、あんこになった気分で祭りを楽しんで」と話し、石田さんは金・土・日曜に行われる夜まつりが「昼とは違った大島の魅力を堪能できます」と薦めた。
白井会長は、大島高校が「観光甲子園」で金賞を受賞した旅行プラン(東京の島伊豆大島TSUBAKI三昧の旅)がまつりに合わせ商品化されたことや、岡田港に2月5日、新しい客船待合所がオープンすることなどを明らかにした。
(写真左から)観光協会の白井会長、ミス大島の山田さん、ミス椿の女王の石田さん