伊豆大島(東京都大島町)の観光キャラバンが16日、東京の観光経済新聞社を訪問し、29日に始まる「伊豆大島椿まつり」をPRした。
訪れたのは大島観光協会の白井岩仁会長、ミス大島の高田蛍さん、ミス椿の女王の殿村舞子さんら。
今年で62回目を迎える椿まつりは3月26日までの約2カ月間開催。元町港、大島公園、三原山頂の各地区でパレードや体験教室、スタンプラリーなどさまざまなイベントを行い、オープニングセレモニーには小池百合子東京都知事の参加も予定している。
昨年、国際ツバキ協会(本部英国ロンドン)から「国際優秀つばき園」に認定された3カ所の椿園(大島公園、大島高校、椿花ガーデン)も注目だ。維持水準が高く、200品種以上を保持しているなどの厳しい条件をクリアしたもので、これまで14カ国の39園のみが認定されている。
東京、熱海と伊豆大島を結ぶ高速ジェット船を運航する東海汽船は便限定で、往復3千円(通常東京往復1万460円、熱海往復5560円)の割引切符を発売。3月31日までは東京都観光復興支援事業で1人1泊3千円の宿泊助成が付いており、「うまく利用すれば乗船料が実質0円になる」(同社)という。
ミス椿の女王の殿村さんは「サイクリング、登山、ダイビングと、自然を利用したアクティビティを楽しんだあとは、島寿司、くさや、アシタバなどの特産品を味わってほしい」、ミス大島の高田さんは「夕陽と富士山がきれいに見えるサンセットパームラインがおすすめのランニングコースです」とそれぞれアピールした。