福島県観光連盟(渡辺和裕会長)や各観光地のキャンペーンレディらでつくる観光PRキャラバンが16日、観光経済新聞社を表敬訪問し、「極上の会津キャンペーン」の取り組みなどを説明した。
同県は昨年、17市町村で構成する「極上の会津プロジェクト協議会」を立ち上げ、会津一丸となってのプロモーション事業を展開。今年度は「遊び」をテーマに、会津の仏教文化や食文化などを広め、誘客を図る。
「例えば、東日本で国宝の仏像があるのは会津だけであり、奈良や京都に負けない魅力を持っている。団塊世代を中心に『仏都会津』や、『こづゆ』などの伝統的郷土食を宣伝し、足を運んでもらう」と吉田秀一会津若松市観光課長はいう。
今年度は会津全体で300を超えるイベントを用意するとともに、7~9月にはJR東日本と組んで「この夏も会津へ2007キャンペーン」を展開する。
また、まちを観光している間に、手荷物を旅館の部屋まで無料で配送する「手ぶらでまちなか観光サービス」も昨年に続き実施する。
観光PRキャラバンの一行