2024年7月31日、グランドオープン
【公式】三井ガーデンホテル京都三条プレミア
創業300年、呉服の総合専門商社・千切屋の地に誕生した当ホテルでは、千切屋特選の着物を、ロビーラウンジに月替わりで展示しています。珠玉の作品との一期一会をお楽しみください。
春
3月 – 振袖「四季の花鳥」
牡丹、梅、菊、紅葉、桔梗、蘭などの四季の花々と、動きのある鳥や蝶を配して風景を表現。筆の勢いを活かす蝋纈染めの技術と、金糸、白糸の刺繍が美しい。
4月 – 加賀友禅振袖「やすらい祭」
京都今宮神社で4月に行われる「やすらい祭り」を描く。大きな朱色の傘に桜や椿、松、菊、藤、青楓、笹など、四季の花をふんだんに盛り込んだ豪華さが魅力。
5月 – 色留袖
薄オレンジの地色に牡丹、梅、笹、菊、蘭の花、七宝柄や菱などの柄をあしらった短冊が彩りを演出。蝋纈染めならではの作者の筆使いや勢いが表現された作品。
夏
6月 – 色留袖「四季花鳥図」
濃い紫の地色、裾は薄藤色の暈(ぼか) しとし、金糸の刺繍が華やかさを添える。小鳥や川の流れの「動」と、花々の「静」を合わせ、四季の風景を表現。
7月 – 綴(つづら)丸帯「五客瑞祥」
朱と白の大ぶりな市松模様の地に、五客「鶴、白鴎、鸚鵡、孔雀、白鷺」、さらに牡丹、蘭、松の図案を色彩豊かに綴織にて表現した作品。
8月 – 訪問着「波」
繰り返し押し寄せる波の水面に朝日が差す風景を蝋纈染めで表現。波の数だけ蝋纈染めを繰り返す、手間のかかる作業を経ることで創出しうる奥深い作品。
秋
9月 – 加賀友禅振袖「春秋嬉図」
薄青磁の地色を使い、菊の花束、南天、梅、笹、椿の四季折々の花を豪華に表現。彩色豊かな糸目友禅で、現在ではここまで細かい糸目は不可能といわれる繊細な作品。
10月 – 加賀友禅振袖「華車」
加賀友禅らしい細かな糸目による繊細な表現と多くの色によって豪華な振袖に。さまざまな花を載せた「華車」のバックには梅の花をちりばめ、可愛らしさを演出。
11月 – 振袖「京の庭」
大きな紗綾型模様の生地に鮮やかな朱の地色とし、金閣寺はじめ京都の庭の風景を扇面に描いている。筆の勢いを表した蝋纈染めと金の装飾による個性的な振り袖。
冬
12月 – 黒留袖「富士に鶴」
富士山にかかる雲海の中を三羽の丹頂鶴が飛躍する、吉祥を表す柄の黒留袖。裾の紅の暈し(ぼかし)に見せる、皆川月華独特の配色と大胆な筆使いによる表現。
1月 – 黒留袖「松に鶴」
慶事の席にふさわしい黒留袖。松を背景に躍動感ある丹頂鶴が描かれた縁起の良い柄。岸本景春らしい色糸、金糸を使った立体感ある日本刺繍が華やかさを演出。
2月 – 丸帯「瑞鳥譜」
すべての柄を刺繍で製作した丸帯。孔雀、鸚鵡、鴛鴦という縁起が良い鳥を中心に構成。周囲には梅、銀杏、牡丹、菊、蘭の花々を影の表現の刺繍であしらう。