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フラポートは、フランクフルト空港の保安検査場にウォークスルースキャナーを導入した。
導入したのはローデ・シュワルツ製のQPS Walk2000で、ターミナル1のコンコースAでの約1年間の試験期間を経て、ドイツ連邦警察が世界初の導入を承認した。
ミリ波技術を活用し、衣服を透過して潜在的に危険な物体をリアルタイムで特定できる。これにより利用者はこれまでのようにスキャン時に立ち止まったりする必要なく、通常の速度でスキャナーを通り抜けるだけで保安検査を完了できる。アラームが鳴った場合、指定された特定場所を係員が確認する。
今後、ターミナル1の追加の保安検査レーンに拡大するほか、ターミナル3にも導入する。フラポートではこれまでに、保安検査に約2,200万ユーロを投資している。(写真:Fraport AG)
【記事提供:トライシー】