みかん、梅カステラ開発
全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)はこのほど、和歌山県のみかんと梅を使ったカステラを開発し、発表会を3月25日、東京都内で開いた。昨年11月に連携協定を締結した同県を応援するプロジェクトの一環。
和歌山県名産の「有田みかん」と「紀州梅」のパウダーを使い、昨年、福島県産の白桃を使った商品の製造で実績がある長崎県の菓子メーカー、菓秀苑森長が製造した。
「さわやかで優しい味」に仕上がったという両商品。東京都内の同県のアンテナショップ「わかやま紀州館」や和歌山市の観光土産センター、劇場「明治座」、メーカーのECサイトなどで販売する。
城南信用金庫の川本恭治理事長は「和歌山県のみかんビールと梅ビールの製造も考えている。(コラボレーションの)ネットワークを今後も広げていきたい」と述べた。
商品のカステラを手にする城南信用金庫の川本理事長=左から3人目=ら(東京・大田区の「よい仕事おこしプラザ」で)