結びの宿 愛隣館(岩手県・新鉛温泉)はこのほど、既存の大宴会場「いわて」を個室風のビュッフェ会場「里山ダイニング」=写真=に改築し、3月7日に開業した。個人客の集客増加と、ハーフビュッフェ方式導入に伴う人手不足への対応と生産性向上を図る。
里山ダイニングは985平方メートルの館内に、43卓(140席)を有する。木の温もりを感じる内装で、古民家の雰囲気を感じさせる個室風の各テーブルでは、椅子の背中に座り心地の良さを重視したクッションを採用。「プライベート感、ゆったり感を感じながら食事を楽しんでいただける空間に仕上げた」と同館。
食事はテーブル席に先付けだけを置き、その他の料理はバイキング形式で提供するハーフビュッフェ方式。「里山の祝祭」をテーマに据え、郷土料理や創作料理を提供する。ライブキッチンではサイコロステーキと串揚げをできたてで提供する。