
観光庁集計 3月時点
観光庁は、国税庁のデータを基に2022年3月31日時点の消費税免税店数をまとめた。全国で5万2271店となり、前回調査時(21年9月30日)に比べて613店(1.2%)の減少となった。免税店数は訪日外国人旅行者の増加、免税制度の規制緩和などに伴って急増し、20年9月には5万5千件を超えたが、コロナ禍を受けて減少に転じている。
免税店数は、12年4月時点では4173店だったが、15年4月に1万店を超え、16年4月には3万店、17年10月には4万店と増え続け、20年9月30日時点では5万5134店に達した。新型コロナウイルス感染症の流行でインバウンド需要が消滅する中、21年以降、前回調査の結果に対して減少するようになった。
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