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帝国データバンクはこのほど、全国企業の「倒産リスク」の分析調査を行った。リスクが高い企業割合が全体で8.6%。業種別では飲食店が44.4%と最も高くなっている。
1年以内に倒産する確率を10段階のグレードで示し、リスクが高い「グレード8」から「グレード10」を「高リスク企業」と捉え、分析した。
調査対象147万社のうち、昨年12月時点で高リスク企業としたのが全体の8.6%に当たる12万6960社。前年の2023年12月時点の12万7280社に比べ、320社減少した。
高リスク企業数を8の業種大分類別に見ると、建設業が2万8817社(前年比4445社増)と最も多い。
以下、製造業(2万8571社、同3303社増)、小売業(2万6464社、同2197社減)の順。
サービス業は8443社(同321社減)と、その他、不動産業に次いで3番目に少ない。
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