「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会(会長・青柳正規多摩美術大学理事長)が、歌舞伎俳優の市川團十郎さんを「温泉文化アンバサダー」に任命した。国内外への温泉文化の発信役を期待し、ユネスコ無形文化遺産への登録を応援してもらう。
群馬県が12月7日に草津町の草津温泉で開催した温泉文化の魅力を発信するイベントの中で、群馬県の山本一太知事、同協議会の井上善博会長代行(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長)の同席のもと、任命式が行われた。
温泉文化アンバサダーに任命された市川さんは「本当に温泉が好きなので、ここの温泉に行ってみてくれと言っていただければ、ぜひお邪魔させていただく。微力ながらお力になれれば」と就任の抱負を語った。
市川さんは同日、「市川團十郎草津特別公演」として「延年之舞」を披露。温泉文化をテーマに山本知事とのトークショーにも出演した。
(写真右から)山本一太群馬県知事、市川團十郎さん、協議会の井上善博会長代行(全旅連会長)