JTBは17日、JTBグループ2024年3月期第2四半期連結決算について発表した。売上高は前年同期比32.1%増の5100億6千万円、売上総利益は同28.0%増の1181億6100万円となった。売上総利益は「世界規模で人流が回復し、国内では5月のコロナウイルス感染症分類が5類に引き下げられたということを受けて、全旅行セグメントで増収となった」と山北栄二郎社長。
営業利益は87億2300万円。前期は46億5800万円の営業損失となったが、4期ぶりに中間で黒字に転換した。経常損益は前期の22億2900万円の赤字から120億2千万円の黒字に。当期純損益も、前期の28億9400万円の赤字から61億500万円の黒字に転換している。
国内旅行の状況については「5月のコロナウイルス感染症分類の引き下げもあり、個人旅行、団体旅行ともに回復をしている」(山北社長)。国の観光支援策も需要回復を後押しした。
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