全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は7月2、3日、インドネシアの首都ジャカルタで日本での就労を希望する人々らとの「ジョブフェア&マッチングイベント」を開いた。日本語学校の学生をはじめとした日本に興味を持つ人々や就労者の送り出し機関の関係者らがオンラインを含めて約1700人、日本側から全旅連の井上善博会長、宿泊業技能試験センターの西海正博理事長、約30施設の宿泊事業者らが参加。日本の宿泊業で働く魅力を伝えるセミナー、就労に関する個別の相談を行った。
観光庁の委託を受けて実施。インドネシア労働省と日本の国際協力機構(JICA)インドネシア事務所が開催に全面協力した。
インドネシア労働省のアンワール事務次官、ユソフ雇用市場センター長、アリ職業訓練・生産性向上総局秘書官ら同国政府関係者が参列してのセレモニーに続き、「今後の特定技能」「宿泊業の魅力」をテーマに宿泊業技能試験センターの担当者、全旅連青年部の菅原真太郎・労務人材担当副部長、小川尊也・労務人材委員会委員長らが講演。
宿泊施設がブースを設け、現地の学生らと就労に向けたマッチングを行った。
全旅連の井上善博会長は「日本では観光が成長産業。インドネシアの多くの人々に働いていただきたい」。
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