全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)は4日、東京・平河町の都道府県会館で開いた都道府県組合事務担当者研修会の中で、近く開設する予定の「旅館・ホテル安心安全管理検定試験サイト」の説明会を実施した(写真)。
サイト開設は、全旅連が作成した「旅館・ホテル安心安全管理マニュアル」の普及が狙い。
試験はすべてネット上で行う。食品衛生管理(30問)、ノロウイルス対策(17問)、施設衛生管理(28問)など5つのカテゴリーから計100問出題。記述の文章が正しいか、誤っているかを選ぶ二択式とした。
90点以上なら「安心安全管理士」として認定される。合格すると、安心安全管理士認定証を表示するリンクボタンが現れクリックすることで認定証を表示、プリントアウトできる仕組み。
制限時間は45分で、超過した場合、回答内容は無効となる。再受験は可能。
説明会では模擬試験も行われ、参加者がマニュアルを見ながら回答する場面も見られた。