全日本シティホテル連盟(JCHA、清水嗣能会長)が7日に発表した会員ホテルの2020年7月の全国平均客室利用率は30.5%、前年同月比では52.5ポイント減となった。4連休で上昇したホテルが多かったが、新型コロナウイルスの感染者が各地で増えたため、再びの自粛モードで個人、団体ともにキャンセルが増えた。
調査は242会員ホテルのうち135軒から回答を得た。
地域別での利用率が高かった地域、また、前年同月比で利用率が上がった地域は、それぞれすべてが悪く、該当はない。
利用率が低かった地域は、25.7%の近畿、27.1%の関東、29.1%の四国など。
前年同月比で利用率が下がったのは、60.4ポイント減の関東、57.1ポイント減の近畿、52.4ポイント減の東海など。