女性部が参加呼び掛けも
全日本ホテル連盟(ANHA、正会員220施設)は13日、令和6年度定時総会を東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで開催し、今年度の事業計画を承認した。同連盟の理念であるMVVS(ミッション、ビジョン、バリュー、ステートメント)を基盤に、「国づくり」「会づくり」「人づくり」「宿づくり」の四つの柱を基軸とした連盟の持続可能性につながる事業を推進していく。
清水嗣能会長(ホテルリバージュアケボノ)は冒頭、「連盟が生まれて53年、会長になって今期で4期目となり歴代最長となった。土台に50年の歴史、その上には四つの柱、屋根にはMVVSをのせ、これまで観光立国の実現に向けて取り組んできた」とこれまでを振り返り、業界の喫緊の課題となっている人材不足については「この会を引っ張ってもらえるような誇り高い人材を作っていくことが今の人材難に立ち向かうポイント」と強調した。
来賓あいさつした観光庁観光産業課の庄司郁課長は、「大都市圏のみならず地方にしっかりと誘客していくためにも、会員の皆さんが地域を引っ張っていただく気持ちでこれからの観光業をけん引してほしい」と述べた。
前年度は通常の本部、各支部、各委員会活動に加え、令和6年能登半島地震における二次避難者の受け入れ協力要請や情報提供を行ったほか、コロナ禍で未実施だった海外研修を再開するなど意欲的に活動を展開した。
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