全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの昨年11月の全国平均客室利用率は82.4%で、前年同月比15.5ポイント増となった。80%を超えたのは2019年11月以来3年ぶり。
11月について、「全国旅行支援とインバウンドの解禁が相乗効果となり稼働が上昇し、単価が上がったことも販売価格の適正化に大きく貢献した」とANHA。旅行支援について「各都道府県で運用ルールが異なることや、事務手続きの煩雑さなどで現場フロントスタッフが苦労しているようだ」と述べると同時に、「感染対策に配慮しつつ、引き続き集客、売り上げ拡大に努めていきましょう」と会員に呼び掛けている。
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