一般乗合旅客運送や旅行業、農業を手掛けるベンチャー企業のDts creation(群馬県長野原町)は10日、八ッ場ダムに乗り入れる水陸両用バス「にゃがてん号」=写真=の運行を開始した。にゃがてん号は同町と前運行業者の契約満了に伴い運行休止となっていたが、同社が再開する。「町の活性化を加速させたい」と話している。
休止前は70分3500円(大人)で運行していたが、「多くの人に気軽に楽しんでもらいたい」として、50分2500円(3~12歳は1250円)に設定。1日5便体制で、定員は1便当たり40人。
発着地は八ッ場湖の駅丸岩となるが、将来的にはJR長野原草津口前の水陸両用バス乗り場を発着地に加え、電車利用者が直接にゃがてん号に乗れるようにする。