
協定書を前にする蓬萊市長(右)と藤井学長
地元愛醸成、広域観光振興
流通科学大学(神戸市、藤井啓吾学長)と兵庫県小野市(蓬萊務市長)は5月29日、観光振興に関する連携協定を結んだ。今後、観光産業の振興に関する調査研究や、同市内施設でのウエディング事業の活性化などに連携して取り組み、地域経済の活性化や、魅力向上による同市民の地元愛醸成、広域での観光振興などにつなげたい考えだ。
今後、双方の人的、知的、物的資源を活用した活動を推進する。同市内の多目的ホール「うるおい交流館エクラ」で行っているウエディング事業などの活性化と情報発信に取り組むほか、観光まちづくりに関わる人材の育成や特産品開発、観光を基軸とした地域の持続的活性化に資する事業を行う。
また同市の観光振興計画の策定にも同大教授らがアドバイザーとして参画。今後どのような方向性で観光施策を展開していくのか明確な理念を固めた上で、観光に対する意識改革と具体的な施策立案につなげていく。ひまわり畑や西日本最大級の大型遊具で知られる「市立ひまわりの丘公園」での「道の駅」整備構想への参画も視野に入れる。
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