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内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の今年6月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.3ポイント増の47.0と、4カ月ぶりに上昇した。サービス関連、飲食関連、小売関連の各DIが上昇した。回答者から「夏季に向けて、旅行者が少しずつ伸びている」「物価上昇ムードで個人消費は抑制」など、さまざまな声が上がっている。
調査は宿泊、飲食など、各地の景気の動きを観察できる業種の人々に、3カ月前と比較した景気の現状、2~3カ月先の景気の先行きについて、「良い」「どちらともいえない」「やや悪い」など5段階で判断してもらい、結果を数値化したもの。
現状判断DIは、サービス関連が前月比2.1ポイント増の49.3と4カ月ぶりに上昇。飲食関連は同2.4ポイント増の46.5、小売関連は同2.5ポイント増の46.2と、それぞれ3カ月ぶり、4カ月ぶりに上昇した。
先行き判断DIは前月比1.6ポイント増の47.9と、現状判断DIと同様、4カ月ぶりに上昇した。サービス関連(同2.7ポイント増の49.0)、飲食関連(同2.6ポイント増の47.3)、小売関連(同2.4ポイント増の47.2)の全てが前月から上昇した。
現状判断DIを全国12地域別に見ると、9地域で上昇、2地域で低下、1地域で横ばいだった。
上昇幅が最も大きかったのが、北陸の5.0ポイント増(50.5)。低下幅が最も大きかったのが、北海道の2.0ポイント減(42.5)。
先行き判断DIは、北海道と甲信越以外の10地域で上昇した。
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景気判断理由で観光関連の主な回答は次の通り。
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