冬に一番行きたい都道府県は北海道。民間気象情報会社のウェザーニューズが17日発表した調査で、こんな結果が明らかになった。関東など雪が少ない地域に住む人を中心に雪へのあこがれが強く、圧倒的な人気を得て1位となった。
調査では、北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の6エリア別に集計。全エリアで北海道は訪れたい場所として1位に選ばれた。特に関東など雪が少ない地域からの人気が高かった。
2位に選ばれたのは沖縄県で、寒い北国と暖かい南国を支持する2派に分かれた。北海道エリアのみの結果では、沖縄県がトップとなり、暖かい沖縄へのあこがれが強い。
沖縄に続くランキングは長野県、新潟県、京都府の順。長野と新潟はスキーやスノーボードを目的に出掛ける人の人気を集めた。京都は雪と古刹の趣深い景色を見てみたいとの声が多く寄せられた。
10位となった岐阜県では特に白川郷の冬景色に人気が集まるなど、伝統的な風景と雪景色が見られる地域への関心が高いことが分かった。
冬に一番見てみたい現象についても調べた。その結果、北海道・東北を除くすべてのエリアで1位となったのは「雪」だった。「ダイヤモンドダスト」「樹氷」「つらら」「流氷」がこれに続く。ダイヤモンドダストは氷点下30度以下の極寒の地域でしか見られないということもあり、北海道を中心とする北国からも支持を集めた。
同調査は全国のウェザーニューズ会員5518人からの回答をもとにした。