国土交通省北海道運輸局やレンタカー会社などでつくる北海道外国人観光客ドライブ観光促進連絡協議会は14日、外国人観光客が運転するレンタカーでの交通死亡事故の発生を受け、冬の安全運転の心得などを外国語で説明したチラシを作成し、道内のレンタカーの受け付け窓口で配布を始めた。
昨年12月22日、北海道喜茂別町で香港からの観光客が死亡するレンタカーの交通事故が発生した。同協議会では、冬の運転には滑りやすい路面などに注意が必要なことから、再発防止に向けてチラシを作成した。
チラシには、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、日本語の5種類がある。「冬道ドライブは慎重に」と呼びかけ、積雪や凍結で滑る路面、視界をさえぎる吹雪などに対する注意を促している。