冬柴鐵三国土交通・観光立国担当大臣は11~12日、韓国を訪問し、日韓の観光交流についてキム・ミョンゴン文化観光部長官と会談した。朝鮮通信使400周年に伴い各地で開催される記念事業への支援、「日韓相互通信使」の派遣・交換事業を実施することなどで意見が一致した。
航空路線では、日本側から、現在は定期便の発着がない襄陽(ヤンヤン)、大邱(テグ)、光州へのチャーター便の開設を提案。青少年交流の推進などに活用する考えだ。
冬柴大臣の訪韓は、昨年12月の訪中に続くもので、日中韓は観光交流人口を05年の1200万人から、2010年には1700万人とする目標で合意している。