
JAL、荷物の保管・配送サービス「JAL Carry Direct」を開始
日本航空(JAL)とエアトランクは4月8日、荷物の保管・荷造り・配送のトータルサービス「JAL Carry Direct」の提供を開始すると発表した。手ぶらで旅行や出張を楽しめる新サービス。マイル積算も可能だ。
倉庫に預けて手ぶらで旅行。クリーニングまでトータルサポート
新サービス「JAL Carry Direct」は、旅行や出張でよく使うアイテムをあらかじめエアトランクの倉庫に預けておき、必要な時に宿泊先へ配送するというものだ。利用者はスマートフォン一つで荷造りから配送、クリーニングまでをトータルに依頼できる。
具体的な利用の流れは以下の通りだ。まず、利用者は衣類や靴、アメニティなどを事前にエアトランクの倉庫に送って預ける。旅行や出張の際には、スマートフォンで必要なアイテムと宿泊先、日程を指定するだけで、エアトランクのスタッフが荷物をパッキングし、宿泊先へ配送する。
帰宅時も、指定の方法でスーツケースに荷物を収納し宿泊先に預けるだけで、倉庫へ返送される。クリーニングや洗濯も可能で、次回の利用まで保管される。このサービスにより、出発前の荷造りや帰宅後の洗濯といった手間が省け、移動時の手荷物も最小限に抑えられる。
サービスの利用料金は、月額保管料が680円(税込)、配送料金は関東や中部など近距離エリアで1,780円(税込)、北海道や九州などで1,980円(税込)、沖縄は4,680円(税込)となっている。なお、6月30日までの申し込みで月額保管料が2カ月無料になるキャンペーンも実施される。
JALマイレージバンク会員を対象としたこのサービスでは、会員登録時や月々の保管利用、配送利用ごとに50マイルが積算される。また、300マイル獲得ごとにLife Statusポイントが1ポイント貯まる仕組みだ。
保管倉庫の環境にも配慮がなされている。温度10〜28℃、湿度65%以下に保たれた空調管理と、徹底したセキュリティ管理のもと、安全・安心な環境で荷物が保管される。