大分県の別府市観光協会は3日、大阪市の観光経済新聞社関西支社を訪れ=写真、今年度下期からスタートする新たな取り組みをアピールした。
来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」関連では、市内に官兵衛の歴史の中でクライマックスとなった石垣原合戦跡地があることから、この古戦場跡やゆかりの地をめぐるガイドツアー「黒田官兵衛 石垣原の戦いをたどる」を始める。
食べ歩き企画も2種類始める。「てんてく・食べ歩き(仮称)」は、チケット付きの食べあるきマップを購入し、参加店舗で、試食や雑貨との交換ができるもの。また別府らしく温泉入浴にも利用できる。マップは600円の予定。
来年3月からは団体客向けに「鉄輪軒先マルシェ」をスタート。ガイドと一緒に鉄輪にある商店で地獄蒸し料理の材料を買い物。買った食材で鉄輪ならではの地獄蒸し料理を体験する。
温泉めぐり企画は、「別府八湯温泉道初級編」を始める。別府八湯温泉道は別府市内の88カ所の温泉に入浴し、専用台紙「スパポート」に記念印を集めることで温泉名人の称号を貰える人気企画。新しく設定する初級編は、指定の温泉を2カ所めぐり、専用チラシにスタンプを集めると初級に認定。認定証、オリジナルハンドタオルがもらえる。
新企画の参加条件や費用など詳しくは別府市観光協会TEL0977(24)2828。