別府温泉 杉乃井ホテルは、「内成棚田(別府市)」のお米をビュッフェレストランで期間限定提供する。
別府温泉 杉乃井ホテル(所在地:大分県別府市、総支配人:鞍馬 達也、以下「杉乃井ホテル」)は、農林水産省が認定する「日本の棚田百選」にも選ばれた「内成(うちなり)棚田」で栽培された「棚田米」を、ビュッフェレストラン「TERRACE & DINING SORA」と、ワールドダイニング「シーダパレス」にて、2024年1月18日(木)~1月31日(水)の期間限定でご提供します。
<本取り組みの背景>
杉乃井ホテルでは、ホテルの地域共創担当者が内成地区に足を運び、内成棚田での田植えや稲刈りに参加するなど、地域の魅力を発見する取り組みをはじめています。美しい棚田の風景を残す内成地区ですが、棚田の景観維持や地区の農業持続、後継者不足による新規就農者の確保などの課題も抱えています。今回、棚田の魅力や棚田米の美味しさをお客さまに知っていただきたいという想いから、杉乃井ホテルで棚田米をご提供します。
<さまざまなご飯のお供やアレンジで棚田米を味わう>
棚田米の提供期間中には、大分県産しいたけの佃煮や別府湾のちりめんじゃこなど、地域の食材を取り入れたご飯のお供をご用意します。また、白米以外にも、「鰻丼」「寿司」「お茶漬け」などのメニューにも、棚田米を使用します。この機会にぜひ「内成棚田」のお米をご賞味ください。
■「棚田米」提供概要
提供期間:2024年1月18日(木)~1月31日(水) ※なくなり次第終了
提供場所:宙館1階「TERRACE & DINING SORA」
杉乃井パレス2階 「ワールドダイニング シーダパレス」
■「内成棚田」について
棚田米が栽培されている内成地区は、杉乃井ホテルから車で約30分の距離にある、山間の集落です。農林水産省認定の「日本の棚田百選」にも選ばれた「内成棚田」は、西暦700年代からの歴史があり、棚田の景観以外にも神社や寺、祭事事などの文化面でも多彩な魅力にあふれた地域です。40余ヘクタールの土地に、初夏から水が張られる水田およそ1000枚があり、現在は60戸ほどの農家でこの棚田を維持しています。地区にある石城寺の湧き水を水源の一つとし、棚田で栽培されたお米は、良食味米として知られ、別府市の「ふるさと納税」返礼品としても提供されています。地区では棚田で栽培されたブランド米の普及に取り組み、棚田米の付加価値向上や、安定的販売先確保に努めています。
なお、杉乃井ホテルでは、スタッフ一人ひとりが内成棚田についてより理解を深めることを目指して、2024年1月18日(木)~1月24日(水)より従業員用の食堂でも棚田米を提供します。今後も、内成地区の課題解決に繋がる連携を地域の方と一緒に考えてまいります。