全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は14、15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で旅のイベント「第2回宿観光旅博覧会・宿フェス」を開いた。全国47都道府県の青年部員を中心に、各地域が趣向を凝らしたブースを出展。主催者発表で前回を上回る3万526人が来場した。
オープニングセレモニーで塚島英太部長(長崎県・ホテル長崎)は「2024年、日本は困難のスタートとなった。私たち青年部は今、でき得る限りの支援を行う。その上で、観光経済を止めることなく、活性化をさせる。そうすることでさらなる支援、復興の一助となると確信している」と能登半島地震の被災者に配慮しつつあいさつ。
國場幸之介・国土交通副大臣、岩屋毅・自民党観光産業振興議員連盟会長のあいさつに続き、菅義偉前首相が祝辞。「宿フェスは全国の観光業をけん引する若い力が集結して、日本の魅力を発信するという意欲的な取り組みだ。多くの方が全国各地を旅するきっかけを作る素晴らしい取り組みで心から感謝と敬意を表する」と述べた。
47都道府県ほか、旅行会社、交通事業者などがブースを出展。舞台では各地の伝統芸能やご当地キャラクターのショーなどさまざまなアトラクションを行い、訪れた一般客らを楽しませた。
オープニングのテープカット