
帝国データバンクがこのほど公表した2024年度(24年4月~25年3月)の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は前年度比13.4%増の1万70件。11年ぶりに1万件の大台を超えた。「負債5千万円未満の倒産が00年度以降で最多となるなど、中小零細規模の倒産が増加した」(同社)。負債総額は同7.5%減の2兆2525億7200万円と微減も、3年連続で2兆円を超えた。
8の業種別では、「その他」を除く7業種で前年度を上回った。サービス業が2638件(同20.6%増)と最多。製造業が23.6%増(1179件)と増加率が最も高かった。
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