総務省の労働力調査によると、今年10月の完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月と同率だった。2017年6月から29カ月連続2%台と、低水準で推移している。
このうち男性は2.5%で、前月比0.1ポイント低下。女性は2.3%で、同0.1ポイント上昇した。
今年7月に2.2%と、1992年10月以来、26年9カ月ぶりの低水準を記録。翌8月も同水準を維持した。9月は2.4%に上昇し、10月も同水準だった。
10月の完全失業者数は164万人で、前年同月比1万人増加。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が3万人増加。「自発的な離職(自己都合)」が2万人増加。「新たに求職」が1万人増加。
10月の就業者数は6787万人で、前年同月比62万人増加。このうち宿泊業、飲食サービス業は453万人で、同14万人増加。