小柴風花さん主演 レディ・カガ モチーフに
石川県の加賀温泉郷を舞台にした映画が来年秋ごろ公開される予定だ。主演は女優の小芝風花さんで、タップダンスを通して温泉街をPRしていくストーリーという。観光関係者は「コロナ禍で低迷する温泉郷の復活の起爆剤になれば」と期待を寄せる。
この映画は「Lady Kagaレディ・カガ」(雑賀俊朗監督)で、4月18日、山代温泉の旅館「瑠璃光」で制作発表会が開かれた。加賀市の宮元陸市長や瑠璃光の萬谷浩幸社長も出席した。
加賀温泉郷に実在するPRチーム「Lady Kaga」をモチーフに、小芝さん演じる若女将(樋口由香)がレディ・カガを結成、温泉街を盛り上げるというダンスムービー。撮影は5~6月に温泉郷や金沢市で行われる予定だ。
小芝さんは「作品を通して加賀温泉郷、石川県を盛り上げられるよう頑張りたい」抱負を述べた。また、萬谷社長は「(2024年春の)北陸新幹線金沢―福井・敦賀延伸開業を前にした映画制作、公開は非常にありがたく、追い風になる」と歓迎する。
笑顔で手を振る主演の小芝さん(中央)と関係者(右端が宮元市長、左端が萬谷社長)=瑠璃光で