
信金中央金庫は、信用金庫による地域経済の分析を後押しする。3月初旬にも発刊する「信金中金月報」特集号で、地域の「稼ぐ力」や人口分析の手法などをまとめて各信金などに提供する。発刊後のニーズに応じて、個別信金に対する支援も視野に入れている。全国の信金や地方公共団体による地方創生の取り組みの実効性向上につなげたい考え。
月報の第1部では、地元産業の分析を通じて「稼ぐ力」を数値化するほか、自地域が域外からどのような経路で所得を獲得しているかを「見える化」する手法などを紹介。第2部では、機械学習によるクラスター分析や主成分分析を通じて、地域の社会・経済構造の特徴を抽出する方法などをレクチャーする。【記事提供:ニッキン】
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