勝興寺を国宝指定 文化審答申


 

名古屋テレビ塔は重文

国の文化審議会は10月12日、新たに富山県高岡市の浄土真宗寺院「勝興寺」を国宝、名古屋市の「名古屋テレビ塔」など9件の建造物を重要文化財にそれぞれ指定するよう、文部科学相に答申した。

 近く答申通り告示され、これにより、重文の建造物は2557件・5373棟、うち国宝は230件・294棟となる。

 勝興寺本堂は1795(寛永7)年建立。近世の大型真宗本堂として屈指の規模を誇り、江戸時代後期を代表する寺院本堂の一つとされる。社会に大きな影響を及ぼした浄土真宗が畿内から北陸へ拡大する中で、地域の拠点となった宗教施設として文化的意義が深いとして評価された。

 名古屋市の久屋大通公園にある電波塔、名古屋テレビ塔は1954年開業で、高さ178・7メートルは建設当時日本一の高さだった。地上90メートルに展望台がある。通天閣や東京タワーを設計した故内藤多仲氏が最初に手掛けたテレビ塔で、タワー建築の歴史上、価値が高く、名古屋の戦後復興のシンボルともいえる。

 日本一の高さ(32.8メートル)を誇るレンガ造りの現役灯台、尻屋埼灯台(青森県東通村)も重文指定に。東北地方初の洋式灯台で、1876(明治9)年建設。英国人技師リチャード・ヘンリー・ブラントンが日本で最後に手掛けた灯台の一つで、高さとともに、霧信号が設置された最初の灯台であることも希少。

 その他の重文指定は次の通り。

 佐藤家住宅(秋田県大仙市)▽富岡家住宅(甲府市)▽外村家住宅(滋賀県東近江市)▽経ケ岬灯台(京都府京丹後市)▽住吉神社(兵庫県加西市)▽角長(加納家住宅、和歌山県湯浅町)▽鍋島灯台(香川県坂出市)

 
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