清里、八ヶ岳などの観光地を持つ山梨県北杜(ほくと)市は8月25日、東京・お台場のホテルグランパシフィックメリディアン内に同月オープンした「トラベルカフェお台場店」で、同市への長期滞在を呼び掛けるイベントを開いた。
北杜市は山梨県北西部の7町村が合併して04年11月に誕生。06年3月には小淵沢町と合併した。
市では高原性のさわやかな気候や日本一の日照時間、豊富な名水などの自然環境を生かし、「仕事や日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係に浸ってリフレッシュする」という意味の「リトリート」の空間を創出する「長期滞在型リトリートの杜」宣言を今年6月2日に行った。
イベントでは同市の白倉政司市長らが、「長期滞在型リトリートの杜」づくりが進む市内の観光魅力をアピール。同市出身の音楽家、清田愛未さんが、同市の癒しのイメージに合わせた演奏を行い、「水や花がきれいだったり、身近なところに魅力がある」と、同市の魅力の一端を話した。
市の魅力を語る白倉町長(左)と清田さん(右)