日本旅館協会北海道支部連合会はこのほど、会員旅館・ホテルを対象に実施した宿泊実績調査の2014年12月の結果をまとめた=表。12月中旬には暴風雪に見舞われたが、宿泊人員、売り上げともに前年同月の実績を上回った。
主要な観光地、温泉地14地区に所在する旅館・ホテルが対象。今回調査では82軒の回答を集計。
宿泊人員では前年同月比4.4%増、売り上げでは同7.3%増。宿泊人員では14地区のうち9地区がプラス、売り上げでは11地区がプラスだった。
宿泊人員、売り上げの両方が2桁の伸び率だったのは、「洞爺湖温泉・支笏湖・日高・えりも」「小樽・朝里川温泉・札幌」「余市・ニセコ・岩内」の3地区となった。
年末年始(12月28日〜1月3日)の宿泊実績について聞くと、回答64軒のうち「前年より良かった」が24軒(全体に占める割合38%)、「前年並み」が31軒(同48%)、「前年より悪かった」が9軒(同14%)だった。