北海道壮瞥町発祥のユニークなスポーツ雪合戦「第34回昭和新山国際雪合戦」が2月25、26の両日、同町の昭和新山山麓特設会場で開催された。コロナ感染拡大の影響で4年ぶりの開催となったが、「一般」「レディース」などの部に道内外から68チーム、680人が出場。雪上で熱戦を繰り広げた。
1日目はブロックに分かれて予選リーグを行い、2日目に勝ち残ったチームによる決勝トーナメントを実施。一般の部で北海道のチーム、レディースの部で岩手県のチームが優勝した。
試合は2チームが両サイドに分かれて対戦する。1チームの人数は7人で、直径7センチほどの雪玉を1セット90球持ってぶつけ合う3分3セットの試合を行う。
時間内に相手陣営のフラッグを奪取するか相手チームの全員に雪玉を当てる、また、時間切れの場合は、残りの選手が多い方が勝ちとなり、2セット先取で勝利となる。
実行委員会では、「コロナの状況から、今回はチーム数を絞って開催したが、非常に盛り上がった大会になった。参加チームからも『楽しかった。次回もぜひ出たい』という声を多くいただいた」と振り返り、来年の35回大会は通常規模で開催したいと話している。
同町発祥の雪合戦は国際的にも広がり、コロナ禍前の2019年大会には132チームが参加している。
雪合戦の様子
