北海道環境財団、国立公園等の多言語解説整備事業の補助金公募を開始


外国人旅行者の満足度向上へ案内板やビジターセンター展示を支援

 北海道環境財団は4月21日、令和7年度国立公園等資源整備事業費補助金(国立公園等多言語解説等整備事業)の公募を開始した。国際観光旅客税を財源として、国立公園や国定公園、長距離自然歩道などを訪れる外国人旅行者の満足度向上を目的に、多言語での案内板や展示物の整備を支援する。応募期間は5月20日まで。

 この補助事業は、国立公園等における案内板やビジターセンターの展示物について、外国人目線でわかりやすく魅力的な解説文を多言語で整備することを支援するもの。補助対象となるのは、案内板・解説板の新設や改修、ビジターセンター等の展示整備、デジタルサイネージやタブレット端末の設置、WEBサイト制作、ポスター・パンフレット作成などの「情報発信媒体整備」のほか、「多言語解説文等の作成」や「多言語解説に向けた基本・実施設計」などだ。

 対象地域は国立公園、国定公園、国民公園、世界自然遺産及び長距離自然歩道の区域内のほか、国立公園等への誘客の拠点となる区域外の公共施設・空間等も含まれる。駅やバスターミナル、道の駅、観光案内所などで、国立公園等に関連した内容を含み誘客を促すものが対象となる。観光施設や景勝地の案内、アクティビティの紹介、開花情報、動物目撃情報、登山道情報等のリアルタイム情報、危険生物等に対する注意喚起なども含む。

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒