北海道観光振興機構が名称変更、「北海道観光機構」に ロゴや英語表記は変わらず


記者会見で意気込みを語る小金澤会長

 北海道観光振興機構(小金澤健司会長、585会員)は6月24日、札幌市内のホテルで通常総会を開催し、法人名称の変更や役員の改選、2024年度事業計画などの承認を行った。法人名を現名称から「振興」の文字を取った「北海道観光機構」と、シンプルな名称に変更。英語表記「HOKKAIDO TOURISM ORGANIZATION」やロゴマーク「HTO」は変わらない。役員改選では、総会で理事16人、監事3人を選出。理事会で会長に現会長の小金澤健司氏(アイティ・コミュニケーションズ)を、副会長に現副会長の唐神昌子氏(トーホウリゾート)、清水伸一氏(日本旅行北海道)、平島誉久氏(互信ホールディングス)を再任し、専務理事に中村智氏(日本航空)、常務理事に木原昌良氏(JR北海道)を選任した。

総会には、役員・会員約200人のほか、来賓として国土交通省北海道運輸局長の井上健二氏、知事代理として北海道観光局長の後藤知佳子氏が出席した。

 あいさつした小金澤会長は、「(新型コロナの)5類移行から1年となり、多くの観光客が来道しているが、まだ回復の途上だ。第9次総合開発計画では観光立国を先導する世界トップクラスの観光地づくりを主要施策に掲げており、各界力を合わせて北海道観光を前に進めていきたい」と述べ、引き続き会員の支援と協力を要請。

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