農村ツーリズムを推進する北海道農政部は、教育旅行の農泊受け入れ地域の拡大に向け、地域別セミナーの実施などに力を入れており、6月20日には「道央地域教育旅行受入推進セミナー」を長沼町の総合保健福祉センターで開催した。
昨年の道北・道東地域(6カ所)に続き7カ所目の開催で、道央地域の農業者や農協、商工会、観光協会、自治体の職員ら約240人が会場とオンラインで参加。講演や事例発表に耳を傾け、地域における取り組みを考えた。
講演では、早くからグリーンツーリズムを進めてきた長沼町グリーンツーリズム推進室の酒井智也室長が、町や運営協議会の活動を紹介。
教育旅行の体験プログラムを手掛けるアグリテックの中田浩康代表が、道内各地の事例や受け入れ拡大に向けた課題などについて講演。農業者と地域が連携した地域ぐるみの取り組みが不可欠であることを強調した。
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