国土交通省北海道運輸局は、函館市の函館朝市を訪れた外国人旅行者にアンケート調査を行った。近年、外国人旅行者の来訪は急増しているが、水産物などの土産品の売れ行きはあまり伸びていない。春節の旅行シーズンに合わせて調査員を派遣し、販売拡大への課題などを探る。
函館朝市での調査は、函館空港に台湾、中国からの直行便がある日を選び、今月6、8、11、12日に実施した。来訪目的、買い物環境、決済手段などについて質問。水産物へのニーズ、検疫情報の提供の必要性などを探る。
調査の実施とともに、検疫や決済に関する情報をまとめたリーフレットを外国人旅行者に配布した。リーフレットは函館朝市協同組合連合会、三井住友カードと連携して作成した。
調査では、函館朝市の販売店に対するヒアリングも2月下旬にかけて実施していく。