北陸デスティネーションキャンペーン実行委員会とJR西日本は、北陸デスティネーションキャンペーン(DC)のプレキャンペーンを10月から12月まで開催する。来年春の北陸新幹線金沢開業後に行う北陸DC(来年10〜12月)に向け、観光素材や2次交通を整備し、富山県、石川県、福井県の観光魅力をPR。広域観光ルートの需要を喚起するため、周遊観光バスも運行する。
キャッチフレーズを「Japanese Beauty Hokuriku 日本の美は、北陸にあり。」「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の五つの美をテーマに北陸の旅の魅力を全国に提案。秋から冬にかけての北陸は、カニやブリなどの海の幸がおいしい。温泉のうれしい季節でもある。
プレDCの目玉企画としては、北陸新幹線の開業効果を北陸エリア全体に広げるため、県境をまたぐ周遊観光バスを運行する。
周遊観光バスのうち「五箇山・白川郷めぐりバス」は、金沢から世界遺産の五箇山へ、重要文化財に指定されている村上家でこきりこ踊りを鑑賞し、世界遺産の白川郷、高山まで運行。
「富山・和倉温泉アクセスバス」は、富山駅から新湊大橋や新湊きっときと市場、富山湾越しの立山連峰を望むことができる雨晴海岸、ひみ番屋街を経由して和倉温泉まで運行。
「恐竜博物館と越前大野街歩きアクセスバス」は、金沢駅から加賀温泉駅を経由し、福井県立恐竜博物館や曹洞宗大本山永平寺などめぐり、福井駅、あわら湯のまち駅までを運行する。