北陸地方、復興徐々に進む 内閣府景気ウォッチャー調査


 内閣府はこのほど、景気ウォッチャー調査の今年6月分を公表した。同月の景気の現状判断DI(季節調整値)は前月比1.3ポイント増の47.0と、4カ月ぶりに上昇した。サービス関連、飲食関連、小売関連の各DIが上昇した。回答者から「夏季に向けて、旅行者が少しずつ伸びている」「物価上昇ムードで個人消費は抑制」など、さまざまな声が上がっている。

 北陸地方のウォッチャーからは、「県外からの旅行客が増加」「復興の取り組みが徐々に進む」などの声が上がっている。主な回答は次の通り。

 「能登半島地震の影響で現在休業中である」(現状、不変、観光型旅館)。

 「3カ月前は震災特需で忙しかったが、今は震災特需も終わった。一方で、3カ月前は震災の影響で観光客は少なかったが、今は観光客が増えている」(現状、やや良、タクシー運転手)。

 「能登半島地震からの復興や支援を目的としたメディアの特番や、人気の店や商品の紹介などでの露出が増えたこともあり、県外からの旅行客が増加している。ただし、地元客は減少しているため、景気が良いというわけではない」(先行き、不変、高級レストラン)。

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒