城西国際大学(千葉県東金市)観光学部の柴崎小百合准教授のゼミに所属する学生8人がこのほど、成田市の成田山新勝寺で英語でのガイド活動を初めて実施した。地元ガイド団体「成田ボランティアガイドの会」が協力した。
同ゼミは訪日外国人、特に英語圏からの観光客を千葉に誘客するための方策を、フィールドワークを交えて研究しており、英語ガイドもこの一環。今後も新勝寺でのガイド活動は続ける。
学生たちは7月、同会の会員から歴史や参拝の方法を英語で伝える秘訣を学んだ。今回の活動はその学びを現場で試す初の機会となった。
新勝寺には年間1千万人以上の参拝客が訪れる。同大は「繁忙期には対応しきれないほど多いガイド活動に定期的に参加することで、千葉の魅力発信に人員面でも協力していく」と話している。